オーストラリアでは近年、包皮切除手術を受ける新生児の割合は減少し10%前後ぐらいになっています。ですが、50年以上前には盛んに新生児の包皮切除が行われていました。
割礼割合
16歳-19歳 31.64%
20歳-29歳 49.66%
30歳-39歳 63.96%
40歳-49歳 66.75%
50歳-59歳 65.68%
自然に剥けたペニスが大体20%前後ぐらいと考えられますので、現状では、ほぼ割礼は行われなくなってきているのでしょう。
さて、オーストラリアの包皮切除の歴史は、19世紀後半に遡ります。この時代の医師はイギリスで医学を学びそれをオーストラリアに持ち帰って広めていたようですが、19世紀後半のイギリスでは包皮切除により医学的メリットが多数ある信じられていました。そのため、オーストラリア人医師もそれを信じて、本国で広めた模様です。
ですが、1949年にイギリスで発表された論文で包皮切除の医学的メリットの否定や手術自体の危険性が指摘された以降、50年代を境に減少しました。
参考:Circumcision in Australia: prevalence and effects on sexual health
一部翻訳紹介:オーストラリアの割礼と健全な性の普及状況の調査結果